日々の音色とことば

usual tones and words

剛 紫「美我空 − ビガク 〜 my beautiful sky TOUR」@なら100年会館

奈良へ。

シングル『空 〜美しい我の空』とアルバム『美 我 空 - ビ ガ ク 〜my beautiful sky』を同時リリースした剛 紫。そのリリース日であり、彼の30歳の誕生日である4月10日に「なら100年会館」で行われたコンサートに行ってきた。

最近彼にインタヴューする機会があったのだが、そのときに強く思ったのが、彼の言葉や信念の「揺るがなさ」だった。抑えたトーンで、言葉を選びながら、訥々と語る。その内容はすでに完成された彼なりの哲学を語りおろすような感じで、少しもブレを感じさせない。それがすごく印象的だった。そしてその考え方には、共感できるところも多かった。実のところ、これまで彼の音楽に向き合ったことは殆どなかったけれど、実際にライヴに足を運んでみると、先入観を覆されるようなことも多かった。インタヴューとライヴについてのレポートは、4月28日発売の『PAPYRUS』に掲載されます。

時間が少しあったので、彼がよく足を運んで空を見上げているという平城宮跡に行ってみた。予想以上に広い場所だった。もっと歴史資料館のような場所のかなと思いきや、ほとんどの場所はピクニックしている人もいるくらいの、のどかな原っぱだった。空が広くて、いいところだった。

桜がとても綺麗だった。

鹿にも会いに行きました。