日々の音色とことば

usual tones and words

笑いのプロに会う

今年の初取材で神保町のタイセイ吉本ビルへ。とはいっても芸人さんのインタヴューではなく、取締役の方への取材。

芸能界の最大手のプロダクションに成長し、携帯配信や出版や映画など数多くのコンテンツのチャンネルを持つ企業となった吉本興業。僕自身は横浜で生まれ育ったので関西の方とはまた印象が異なるとは思うが、今のような“お笑い=吉本”というイメージは、子供の頃にはなかった。存在を知り始めたのは「吉本新喜劇ギャグ100連発」あたりからだろうか。それが、今ではテレビをつけて吉本興業の芸人が映らない日はないほどの盛況ぶりである。

今、「お笑い」はテレビをはじめ、DVDや出版の部門でもキラーコンテンツとなり続けている。『ガキの使い』のDVDは累計100万部を突破したし、『ホームレス中学生』は200万部に届く勢いだ。なぜ「お笑い」がここまで求められていたのか。そして、そのコンテンツをどう活かしていけばいいのか。

話は「コンテンツってそもそも何だ」というところへ深まっていく。エンターテインメント業界の“勝ち組”の話はとても興味深かった。以下の本も購入予定。

吉本興業から学んだ「人間判断力」 (講談社ニューハードカバー)吉本興業から学んだ「人間判断力」 (講談社ニューハードカバー)
(2002/09)
木村 政雄

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