日々の音色とことば

usual tones and words

ニュースクール・エクストリーム・ロック!

雑誌『CDジャーナル』4月号の特集「J-Indeies ROCK PLANET」に原稿を書きました。

CD Journal (ジャーナル) 2008年 04月号 [雑誌]CD Journal (ジャーナル) 2008年 04月号 [雑誌]
(2008/03/19)
不明

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題して、「ニュースクール・エクストリーム・ロック!」。
9mm Parabellum Ballet、凛として時雨、OGRE YOU ASSHOLE、ミドリなどなど、ここ1〜2年で同時多発的にシーンに浮上してきた新世代のバンドたちを取り上げています。

巷では“突然変異系”なんて呼ばれ方もしているこれらのバンドたち。確かに、ジャンルで括ろうとするとイマイチぴったりくる言葉がない。単なるパンクでもないし、単なるハードコアでもない。だけど、共通しているのは、激情をそのまま音にしたような爆発力と切れ味を持つサウンドを鳴らしていること。そこには、何らかの同時代性的なリンクがあるように思っている。特に、前に挙げた4つのバンドは全て2005年末〜2006年初頭に初音源をリリースしている。ライヴの集客も、対バンをきっかけに横のつながりで大きくなってきた。サウンドの方法論はそれぞれ違うけれど、オリジナリティある研ぎ澄まされたサウンドと、強烈なライヴ・パフォーマンスはどのバンドにも当てはまる。

去年あたりからこのシーンを俯瞰する原稿をいつか書きたいと思っていたので、ようやくそれが形にできたと思っています。まだまだ書きたいことは残っているけれども。

特集は他にもエモ系バンド、王道ギターロック、ダンス・ロック、シューゲイザーなど盛り沢山な内容で、かなり読み応えある内容でした。