日々の音色とことば

usual tones and words

特集「100人が選ぶ私のBest5」 CDジャーナル 2009年 02月号

CD Journal (ジャーナル) 2009年 02月号 [雑誌]CD Journal (ジャーナル) 2009年 02月号 [雑誌]
(2009/01/20)
不明

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今年も参加させてもらいました。『CDジャーナル』の恒例特集「100人が選ぶ200b年私のBest5」。

ロック雑誌の「年間ベスト」に比べると、それぞれがそれぞれの基準で選んでいて、まったく統一感がない500枚。それでもつらつらと並べるとなんとなく見えてくるものがある。“押し付け型ではなく、“読み取り型”のベスト。

さらっと読んで思ったのは、やっぱりFLEET FOXES強し、ということ。NMEなど向こうの雑誌でもかなりの数の媒体がベストに選んでいた。00年代に転じてからモワっとしてリヴァーブ感の強いフォークな美学をもつグループを輩出してきたSUB POPというレーベルの一つの到達点、というべきか。でも日本盤出てないんだよなあ。


僕個人は以下5枚を選ばせてもらいました。

MGMT『オラキュラー・スペクタキュラー』
□□□『TONIGHT』
コールドプレイ『美しき生命』
マヒルノ『辺境のサーカス』
styrofoam『A THOUSAND WORDS』(Nettwerk 30795/輸入盤)

テーマはファンタジー。MGMTとコールドプレイはもうちょっと誰かと被るかな?と思ったんだけど、そうでもなかったのが意外。マヒルノとstyrofoamはいわば“隠し玉”扱いだったので、他に誰も書いてなくて安心(……と思ったら編集長の平野さんがコメントでマヒルノを挙げていた)。

個人的な2008年のベスト・トラックは、MGMT「Kids」。

新人賞はマヒルノ、ということで。