7年に一度の御開帳をしているという甲斐善光寺に行ってきました。
「お戒壇巡り」というものを初体験。瑠璃壇床下の階段を下りると、そこには明かり一つない真っ暗闇。右手で壁に触れながら歩く。途中で重い感触の金属に手が触れる。それが「極楽の錠前」といって、秘仏である本尊の指と糸で結ばれており、錠前に触れればその手を握ったことになるという。
というよりも、一切の光がない暗闇を歩くこと自体に、何か感覚が研ぎ澄まされるような感じがある。
そういえば、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」にずっと行きたいと思いながら躊躇してたんだよなあ、と思い出す。時間がとれたら行ってみよう。