日々の音色とことば

usual tones and words

「note」で毎日1曲×100日紹介しようという試みをはじめました。

noteはじめました

noteという、新しいウェブサービスが始まりました。

note ――つくる、つながる、とどける。https://note.mu/

誘われて、使ってみて、だいたい一週間くらい経ちました。そこで考えたこと、やろうと思ったことを書きます。
まずはツイッターと共通の「shiba710」でアカウントとりました。

noteはじめました2

というわけで「https://note.mu/shiba710」が自分のトップページになります。

最初は、ブログの代わりになるかなあ、と思ってたんです。ここで言うのもなんだけど、べつにfc2というウェブサービスに何の思い入れもないし、スマホで見るとアダルト広告が入ってくるし、そろそろ移転したいなーとずっと思っていて。

だったら「note」に拠点を移そうか、と。でも、これは声を大にして言いたいことだけど、noteは

ブログの代わりとして使うのには使いづらい!

という大きな特徴があったわけです。少なくとも自分のやろうとしていることにとっては、そう。理由はいくつかあります。
1.「テキスト」の中にYouTube動画を埋め込めない
2.HTMLタグを指定できない
3.記事のカテゴリを指定できない
4.記事の公開時期を指定できない(過去の投稿とか予約投稿とかができない)

など。

最初、いくつか過去記事を移行して掲載してみて「うわあ、いろいろ不便だなあ」と思ったわけです。少なくとも、自分の書いた文章やコンテンツをストックして置いておく場所として使うためには、3や4は必須の機能なわけで。さらにはページデザインもカスタマイズできないし。

「トーク」と「テキスト」が並ぶのも、なんか違和感があるんですよ。「イメージ」「テキスト」「サウンド」「ムービー」とジャンルがわかれているのも、なんか変な感じがする。僕が今までブログで書いてきたものって、文章があって、ビジュアルがあって、YouTubeとかsoundcloudへのリンクがたくさん貼ってあって、amazonのリンクもあって、そういうウェブ上ならではの渾然一体とした「コンテンツ」なわけです。しかもそれを有料で売ろうと思ったことなんて一度もないわけで。だから、過去のブログ記事を転載してみても、面白みがぜんぜんない。

ただ、「note」というサービスの「いいなあ」と思うところは、設計した人の顔が見えているところだと思うんです。cakesを作った、そして「もしドラ」や「評価経済社会」を作った加藤貞顕さんという人が「こういうウェブサービスがあればいいなあ」と考えたものが形になっているわけで。そこに何らかの信頼感とかワクワク感があるからこそ、始まったばかりの場所に沢山の人たちが集まっているんだろうな、と。

だから、どうせやるなら、ブログを移行するよりも、この「note」に適したことをやってみよう、と。サービスに使いにくさを感じながらストレス抱えてやってみるより、「あ、これなら気軽にやれるし、面白いかも」と思えることをやってみよう、と思ったわけです。というか、昨日風呂に入りながらそういうことを思いついた。

それが、

「毎日1曲YouTubeで楽曲を紹介しよう」

ということでした。

まず、僕が直観的に感じ取ったのは、「note」という場所は情報の「ストック」ではなく「フロー」が見えるよう設計されているんだろうな、ということ。それがトップページのデザインや、記事のタイムスタンプやカテゴリをいじれないことに現れている。発信したことはどんどん流れていく。だから、「よいしょ」とじっくり作ったコンテンツよりも、ちょっとずつ、毎日継続してやっていくことに適している。

そして、もう一つ僕が感じ取ったのは「ムービー」というところの不思議さ。触ってみるとわかるんですけど、ここ、おかしいんですよ。「イメージ」は画像をアップロード、「サウンド」は音声ファイルをアップロードするような仕組みになっている。つまり、自分で撮った写真や作った曲や録音したトークを公開して、それを課金コンテンツとして提供しようということになっている。うん。それはわかる。

なのに、ムービーのところでは

「YoutubeまたはvimeoのURLを貼り付けてください」

となっているわけですよ。

いやいや、それ、変でしょう? 少なくとも、クリエイターの表現の場として「note」を捉えるなら、「自分で作った動画をアップロード」じゃないと、他の機能と統一がとれないことになる。「URLを貼り付ける」というのは、他人のアップロードした動画を手軽に紹介するための機能だと思うわけです。

で、そこまで考えて、はたと気付いた。「あ、これやればいいじゃん」と。

基本的に僕がやっている仕事の中心は、J-POPや洋楽やアイドルやボーカロイドや、とにかく世の中にたくさんある音楽について書いたり語ったりするようなもので。音楽ライターというのは、毎月、雑誌にディスクレヴューの原稿を書いているわけですよ。でも、今の世の中、リスナーにとってはむしろYouTubeで新しい音楽に出会うことが当たり前になっているわけで。ならば、そのプラットフォームを上手く使って新譜を紹介していくのが僕のやることだなあ、という考えに至ったわけなのです。

これなら自分が普段からやってることの延長で、気軽に、継続的にアウトプットできるということもあるしね。まあ、言ってみればYouTubeリンクつきのツイートをnoteに移行するというくらいの手軽さでやれるというか。

てなわけで、ボチボチ始めていきます。ルールは3つ。

・基本的にはお気に入りの新曲を紹介。
・文字数は100〜200文字くらい。
・1日1曲(を目標)。

​飽きたり、つらくなったり、noteというサービスが寂れたりしたら、すぐ辞めます。これ上手く行きそうだったら、知り合いのライターとか巻き込んで「グランジの名曲100選」とかやってもいいかもね。

というわけで、こちらもぜひフォローよろしくお願いします。

https://note.mu/shiba710