日々の音色とことば

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花粉症に効いたモノ、効かなかったモノのまとめ

風の強い一日。

こういう日は花粉症持ちにとっては、辛い。今年はスギ花粉の飛散量も多いらしいし。花粉症も重くなると風邪に似た症状があらわれて、くしゃみと鼻水が止まらず口でしか呼吸ができず、あまつさえ身体中が重くだるくなったりする。ヒトとして、なかなか使い物にならない。

ただ、僕個人としてはいつになく快適な春を過ごすことができている。10年以上重い花粉症に悩まされていた身としては、非常に嬉しい。全く症状がないわけではないのだけれど、呼吸すらままならない例年と比べれば、鼻で息ができるだけでありがたいのだ。

というわけで、個人的なLife Hackの記録もかねて、これまで試した中で花粉症に効いたモノ、効かなかったモノをまとめてみた。

(※あくまで判断は個人の実感に基づくものです。僕自身のずぼらな性格、単純な好き嫌いもかなり入ってるので、その辺はご了承を)

【あまり効かなかったモノ】

×「アスゲン」など市販の飲み薬全般
いろいろ試してみたが、ほぼすべて焼け石に水という感じ。症状は少しは改善していたのかもしれないけれど、体感では辛さは変わらず。花粉の飛び始める前から毎日飲み続けていたら効果は違ったかもしれないけれど。

×「AGノーズ」など市販の点鼻薬全般
スプレーを噴射したあとにクシャミの嵐がやってくるわりには、さしたる効果なし。

×「花粉鼻でブロック」
お試し版を買ってみたが、ゼリー状のものを綿棒で鼻の内側の粘膜に塗るというだけで鼻がムズムズして拒否反応。効かなかったというより、実用できなかった。

△「マスク全般」
効果が無いはずはないんだけど……個人的な体感では、マスクをつけて外出した日もそうでない日も、結局くしゃみや鼻水の辛さはさほど違わない感じがする。なんでだろうか。最近は意思表示の意味でマスクをつけている感じ。
(追記)……と思ったけど、やっぱりマスクをつけずに外出するとその翌日、翌々日に症状がぐんと重くなるようだった。×から△に変更。

【効いたと思うけど今はやってないモノ】

△シソジュース
前は伊藤園のペットボトルが売ってたんだけど、最近見なくなったな。数年前は毎日のように飲んでた。ただし効果はやはり気休め程度。

○甜茶
これも数年前は毎日のように飲んでた。鼻がぐしゅぐしゅ言ってるくらいの軽い花粉症なら、これで抑えられると思う。本格的な鼻詰まりには太刀打ちできない。

【今年、確実に効いたモノ】
○鼻うがい
最初は慣れないけれど、やってみるとかなり快適。鼻の奥がすっと通る感じがある。小林製薬の「ハナノア」を愛用してます。

◎空気清浄機
三菱電機の「プラズマッハ MA-806」を2年前に購入。これのスイッチを「花粉モード」で運転させると格段に部屋の快適さが違う。考えてみたら、花粉症のひどいときは寝てるときにもくしゃみと鼻水で目が覚めたりしていたのだから、いくらマスクをして外出時にガードしても対策としては意味無かったっていうことなんだろうな。電気代がかさむのが悩みどころ。

◎レーザー治療
今のところの自分が辿り着いた結論としては、これが最強。鼻の奥の粘膜、アレルギー反応を起こす部分を焼ききってしまうので、かなり鼻が通るようになる。手術は10分程度。麻酔をかけるから焼いてるときは痛くないが、焼いた瞬間鼻の奥から肉の焦げる匂い(しかもモツ系)が漂ってくるのは結構気持ち悪い体感かも。星川の「たかはし耳鼻咽喉科」で施術してもらいました。ただし花粉が飛び始める前、遅くとも1月には手術する必要あり。


【結論】
人に薦められるがままに市販薬とかいろんな民間療法を試してきたけれど、症状の重い人にとっては、やっぱり「冬のうちに耳鼻科にいく」が一番の正解だと思った。まずアレルギーのパッチテストをして、どの花粉が自分にとってのアレルゲンなのか分かるのもありがたい(ちなみに僕の場合はスギ、ヒノキ、ブタクサ等かなりに反応するオールラウンダータイプでした)。今のところ、病院から処方された薬を寝る前に飲むだけで、それなりにこの季節を乗り切ってます。