日々の音色とことば

usual tones and words

NONEWORKS 『NANOLIFE』

夜中に原稿を書いている途中に検索からふと見つけた動画。

スティングの「イングリッシュ・マン・イン・ニューヨーク」を、abletonのLIVEを使って一人でリアルタイム多重ループでコピーしてる。一見さらっとやってるように見えるけど、かなり凄いんじゃないの、これ。

しかも映っている部屋はモロに宅録っぽい感じのベッドルーム。「NONEWORKS」という名前で活動する日本人のソロ・ミュージシャンだった。

NONEWORKS

http://noneworks.com/ja/index.html

リリースされているのは『NANOLIFE』という自主制作のCD-R一枚のみ。「RUBBER STAR」とか、サイトで視聴した音源も、かなりいい。音質とか打ち込みのスキルのクオリティはともかく、僕は、こういう風に「世界の隅っこで膝を抱えている」感じの音楽はとても好きだ。『アムニージアック』あたりのレディオヘッドに影響受けてそう。トム・ヨークっぽい響きのハイトーン・ヴォイスもいい。

国内でいうとsleepy.abあたりが好きな人なら間違いなくハマると思う。自主制作だし、まだ原石っぽい青さは否めないけれど、すごく面白い。