日々の音色とことば

usual tones and words

東日本大震災に、届けられた音楽たち(4)

昨日に引き続き、ミュージシャンの方々が作品を発表しています。
強く感銘を受けたものを紹介していきます。


ふるさと/向井秀徳


am326/凛として時雨

(再生はここをクリック)

http://www.sigure.jp/am326/

夜中、少しでも届くように窓を開けながら録りました。
弾いてるのは僕だけどこれは凛として時雨3人からの音、願いです。
きっと届くの難しいし、何も変えられないのかもしれないけど
自分の手に願いを込めさせて下さい。
(サイトより)


満月の夕 (ゆうべ) / 中川敬 (with 伊丹英子) 

http://www.breast.co.jp/soulflower/sfu20110314.html
(上記URLのみの限定公開になっています)

 この地震が起きる寸前まで、初のアコースティック・ソロ・アルバム(中川敬『街道筋の着地しないブルース(仮題)』)のレコーディング作業を続けていました。その中に、ソウル・フラワー・ユニオン「満月の夕(ゆうべ)」(1995年2月、神戸と大阪を往復する中で作った曲)のセルフ・カヴァーがあります。阪神淡路大震災から16年目の1月に録音して、まだミックス途中段階のラフな状態なのですが、聴きたい方のためにネット公開することにしました。

 何の確信があるわけでもなく、You TubeやTwitter等で被災地の方々からいただくメッセージを読み、本当に聴きたい人だけに向けて、唐突に思いついた公開です。

 被災した人たちの心痛、無念、不安…を思うと、胸が痛みます。そして、被災地の方々からの言葉、ブログ等でメッセージを発している人たちの言葉に、被災していない俺自身、勇気づけられています。今、無力感に苛まれる自分自身を責めるのではなく、いたわり合い助け合う気持ち、相手を思いやる気持ち、心だけでもまず繋がっていくことが大切だと思います。

 関西から、みなさんの無事を心より願っています。

中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン/ソウル・フラワー・モノノケ・サミット


兄弟/andymori

先日紹介した音楽雑誌『MUSICA』が立ち上げた応援メッセージサイト「HOPE FOR TOMORROW」で、andymoriの新曲「兄弟」がアップされています。


何もない朝に 君を見つけたいんだ
何もない僕が 君にできること
くだらない歌を 高らかに歌いたいんだ
何もない僕が 君にできること

(歌詞より)