9mm、初の野音ワンマン。
とはいえ、今の彼らにはこの会場も狭いくらいに思われた。会場外の公園ではチケットを取れなかった子達が、聞こえる音に合わせて暴れ踊っている。立ち見のエリアもかなりな騒乱状態。
ほんと、怪獣みたいなバンドになったなあ、と痛感する。
セカンドアルバム発売後初のライブということもあったからか、ステージは新機軸のチャレンジをがっつり盛り込んだ内容。卓郎がアコギを弾いたり、滝がピアノやシンセを弾いたり、和彦と滝の二人がパーカッションを叩き鳴らしたり。
正直まだ未消化の部分もあったと思う。それでも、彼らならではの情報量の濃さは抜群。アンコール含めて26曲があっという間だった。
まだまだ、この先とんでもないことになっていきそう。